2012年9月13日木曜日
人気のエントリ
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舞城王太郎ファンってのは、わたしが思っている以上に多いようでして…… そんな舞城が「九十九十九」なんていうJDCトリビュート作品を書いているものですから、「どれ、元ネタのJDCシリーズとやら、一度読んでみるかな」などと思う人が出てくるのも無理からぬ事。かく言うわたし...
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良くも悪くも、清涼院流水らしい小説。溢れんばかりのTOEIC愛は伝わってくるし、あるあるネタも面白いのだけれど、いかんせんプロットも表現も独りよがりな印象しか受けることができない。しかしながら、この自己満足的な雰囲気こそが御大の持ち味だろうし、この雰囲気を楽しむことができて...
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よくもこの分量を破綻せずに最後まで描ききったものだと、感心することしきり。章によって北朝鮮、日本政府、イシハラグループなど視点を変えて語られるが、振り返ってみれば全ては結末の必然性を高めるため、絶妙な位置に配置されていたように感じる。シミュレート系の村上作品では、「問題意識を持...
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【ネタバレ注意!】 虐殺器官 同様、主題が語られるたび、病床で執筆する著者の心情を思い息苦しくなる。病床に在って病気を克服した社会を描き、それを否とするテーゼを奏でているのだから。相変わらず、世界とSF的ガジェットの作り込みは素晴らしい。ストーリー的には、ミァハの心境の変...
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日曜はいい天気ってのは何日も前から判っていたことでありまして、「天気いいのなら、自転車で遠出でもしますかね」って事になる訳なのですが、土曜ってのはまた夜更かしのしがいがある曜日でして、気が付くと深夜というよりも明け方と呼ぶのがふさわしい時間になってたりするものですから…...
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幼少期、山深い田舎で祖母と多くの時間を過ごした俺は、大きな共感をもって読み進めた。祖母は英国人ではなかったし、魔女の手ほどきもしてくれなかったけれど、本作と同様に大切なことをたくさん教えてくれた。作中の自然の描写も素敵だし、西の魔女の言動も素敵だ。まいが生きるチカラを身につ...
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東京へ引っ越してきて三ヶ月が過ぎ去ろうとしているのに、いまだ神保町に行っていないとか本読みの風上にもおけぬ……と言われたような気がして(誰に!?)、聖地巡礼に行ってまいりました。実はもう、一週間前のお話です(汗) 本当に本屋さんが、ずらりと軒を連ねているんですね! 噂に...
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どうした村上龍。こんな予定調和へ、物語を導く作家じゃないはずだ。上巻は実験的でもあり、読みにくいが熱量は高かった。下巻の前半も、それなりの熱量を保っていた。でも、後半は駄目だ。登場人物が主題を語るのは目をつぶるとしても、説明ではなくもっと巧くやってほしかった。物語を、物語として...
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十一遍の奇譚が収められた短篇集。中でも、「五色の舟」を興味深く読みました。今時、見世物小屋を題材に書く人が居ようとは。SF的な味付けで、救われたような、救われなかったような、不思議な余韻を残して終わります。これだけの筆力があるのに、中には取って付けたようなオチで終わる短編も...
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一年以上に及ぶ監禁から救出された後にこそ、苦悩に満ちた日々が待ち受けている。周囲から好奇の眼差しに晒され、家庭でも父母との関係に違和感を覚え、自らの中にも消化しきれないものを抱える……この辺りの描き方、さすがは桐野氏と感心することしきり。しかし結末を、そこにだけは落としてほ...