2012年6月6日水曜日

【二五五文字書評】独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)/平山夢明


グロ耐性バッチリと思ってる俺でも、短編集で収録作が全てグロテスクってのはキツイかも。それでもあまりダメージを受けずに読み進む事ができたのは、少しだけ現実離れしたロマンチックな物語だったから。もっと自分の周りで起こりそうな物語だったら、想像力がフル稼働して読んでいられなかったかもしれない。収録作の中では「Ωの聖餐」が一番好き。「オペラント~」「卵男」は、SFとして秀逸。表題作は、地図の一人称語りとか、新しすぎるだろう!(笑) 文章が美しく、巧みだった事が印象的。駄洒落のセンスは、逆の意味で印象的だったけど。

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