2012年6月13日水曜日

【二五五文字書評】ジョーカー涼 (講談社文庫)/清涼院流水


投げ出したくなった本は数あれど、投げ捨てたくなった本は初めて。もう何処から突っ込めば良いのか、いやそもそも突っ込むべきなのかどうか……まぁ、嫌いじゃないんだけど。でも、文章が稚拙なのは、気になった。風景描写は厨二病風味で、人物は描写じゃなくて説明だったりして。大風呂敷を広げても、畳まなくても良いみたい。クシャクシャに丸めて、何度か広げて丸め直して、放り投げておけば良いみたい。後日また、丸め直しに来るかも……って訳で「コズミック水」に進みます。さて、放置された謎も含めて綺麗に畳んでくれるのか、それとも……。

人気のエントリ