2013年8月29日木曜日

【二五五文字書評】小説新潮 2013年 05月号(kung khamooi was a loaded son of a bitch/舞城王太郎)


舞城王太郎『kung khamooi was a loaded son of a bitch』読了。初期の舞城が帰ってきたと、一部筋で噂のスポンジシリーズ。初期舞城といえば、俺的には愛すべきバカミスだけど、このシリーズでは殺人は起こらず代わりにオカルト的な事件が起こるようで、本作では相棒がタイの呪いを受ける。こうした虚構の影に、、普遍的テーマを忍ばせるのが、舞城のいつもの手口なんだけど、テーマどこ? 忍ばせ方が巧妙なのかそもそも忍ばせていないのか、もしかして思わせぶりな台詞に惑わされてミスリードしてる!?

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