2015年12月18日金曜日
人気のエントリ
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舞城王太郎ファンってのは、わたしが思っている以上に多いようでして…… そんな舞城が「九十九十九」なんていうJDCトリビュート作品を書いているものですから、「どれ、元ネタのJDCシリーズとやら、一度読んでみるかな」などと思う人が出てくるのも無理からぬ事。かく言うわたし...
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表紙通りの内容を期待すると痛い目を見ると構えて読んだが、意外にも見た目どおりの小説だった。「愛は祈りだ。僕は祈る。」阿修羅ガール同様、書き出しの一文で既にやられてた。柿緒の話が主で、他は作中作かな。とすれば、書く事もまた祈りであり、愛なんだろうね。「世界の中心で、愛をさけぶ...
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もう20年前の作品になるのですね。一九九〇年台の遣る瀬ない空気感を、巧く写し取った傑作だと思う。十八人の主人公が順にすれ違い、主体が移り、物語が繋がっていく。実験的な手法だが、総体的な目標を失い個に分断された社会を、巧く描きだしている。さて、自分を自分足らしめているものは他...
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舞城王太郎 のルーツを辿って、 清涼院流水 を読み始めたのは失敗だったのか何だったのか。やっとの思いで、御大 (清涼院流水)、の『 JDCシリーズ 』を、読破しました。 原稿用紙にして一万枚。文庫にして六千二百五十頁。通常なら二十五冊分の分量を、十二冊に詰め込んでいる...
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読書から遠ざかっていて久しぶりに手にとった作品なのだけど、読み終わるまで三週間を要してしまった。そう、いつもリハビリ本の選択で失敗する。前回は、中上健次の「岬」だったっけ……。息苦しいまでの、生への渇望。登場人物すべてがクレイジーで擦り切れていて、エッジへ追い詰められてなお...
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西尾維新の『JDCトリビュート』第二弾。第一弾はミステリであることを否定した後に物語が始まったが、今回は最初から最後までミステリだった。短い割には、いや短いがゆえに、作り込まれたトリックが際立ちます。でも叙述トリックは、あまり好きじゃないんです。新本格以降しきりに用いられま...
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やっと手に入れました。舞城王太郎の新刊「 淵の王 」。 紆余曲折の末、やっと手に入れたのですよ。
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「好き好き~」に続く、芥川賞候補作。賞を意識してかどうか知らないが、舞城作品にしては珍しく毒が少ない。いつものテーマをお行儀よく書いたら、こうなりましたって感じ? グロテスクな装飾がない分、ストレートに響く。直球すぎて恥ずかしい位。テーマや主義主張は行間に滲ますのが良いらし...
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舞城王太郎「Would You Please Just Stop Making Sense ?」読了。スポンジシリーズ四作目。予言や暗示は他者からもたらされ、そこに意味を見出そうとしがちだけど、呪術的なチカラが働いていると思っていても実は偶然だったりするのだし、拘泥するのは...
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文藝春秋九月号を、やっと読むことができた。第一四七回芥川賞発表が特集されている号だ。 この号には芥川賞受賞作が全文掲載されているのだが、実は受賞作の掲載には興味がなく、“芥川賞の選評”こそが目当てであったりするのだ。 ここで誤解なき様に言っておくのだが、受賞作の掲載に興味...